PGP コマンド

PGP (Pretty Good Privacy) コマンドを使用すると、セキュリティのためにファイルの暗号化および復号化を自動的に行うことができます。

概要

PGP コマンドは、ファイルの暗号化と復号化プロセスの自動化に役立ちます。

詳細については、「ファイルの暗号化および復号化: キーを使用して自動化する方法」コース (Automation Anywhere University: RPA Training and Certification (A-People login required) に掲載) を検索してください。

コマンドは、対称 (パスフレーズ) と非対称 (公開/秘密鍵) という 2 種類の暗号化をサポートします。

  • PGP パスフレーズ: 暗号化と復号化にはパスフレーズが必要です。
  • PGP パブリック/プライベート キー: 暗号化と復号化には、PGP のパブリックおよびプライベートのキー ファイルが必要です。
ファイルを暗号化
上記のいずれかの暗号化方式で 1 つ以上のファイルを暗号化します。
ドロップダウン メニューから対称アルゴリズムを選択します。アルゴリズムのオプションは次のとおりです。
  • Idea
  • TripleDES
  • CAST5
  • Blowfish
  • AES128
  • AES192
  • AES256
  • Twofish256
必要に応じて、[ファイル/フォルダーを上書き] チェック ボックスをオンにして、古いファイルを同じ名前に置き換えます。
必要な場合は、保存先ファイルに拡張子を追加します。たとえば .enc などです。
以下のいずれかの圧縮アルゴリズムを使用して、暗号化ファイルを圧縮します。
  • zip
  • bzip2
  • zlib
必要な場合は、[アーマー データ (テキスト出力)] チェックボックスをオンにし、ASCII アーマー出力を有効にします。
ファイルを復号化
暗号化された 1 つ以上のファイルを復号化します。
必要に応じて、[ファイル/フォルダーを上書き] チェック ボックスをオンにして、古いファイルを同じ名前に置き換えます。
必要な場合は、保存先ファイルに拡張子を追加します。たとえば .enc などです。
キーを作成
公開暗号化キーと秘密暗号化キーを作成します。
キーを暗号化するパスワードを指定することにより、キーのセキュリティを高めます。
必要に応じて、[ファイルを上書き] チェック ボックスをオンにして、古いファイルを同じ名前に置き換えます。
ヒント: 上記のコマンドでは、F2 キーを押してセキュリティを強化するための資格情報変数を挿入します。詳細については、「資格情報ロッカーから資格情報変数を割り当てる」をご覧ください。