外部ファイルからの変数値の読み込み

変数の作成時に変数の値を指定しない場合、テキスト、CSV、Excel、データベース ファイルなどの外部ファイルを使用して変数の値を設定できます。

テキスト ファイルからの読み取り

テキスト ファイルから変数値を読み取るには、次の手順を実行します。

  1. 変数マネージャーで、最下部にある [追加] ボタンをクリックするか、既存の変数を右クリックして [追加] を選択して、[変数を追加] チェックボックスを開きます。

    [変数を追加] ウィンドウでは、[新しい変数を作成] オプションがデフォルトで有効になっています。

  2. 目的の変数型を選択し、名前を入力して、ドロップダウン メニューから [テキスト ファイルから読み取る] を選択します。

  3. 変数に値を割り当てるときに Automation Anywhere がテキスト ファイルを確実に正しく検証できるように、次のガイドラインに従います。
    • 1 つのテキスト ファイルは複数の <variable> = <value> ペアをそれぞれ別の行に (Enter キーによる改行を使用して) 含めることができます。
    • 値型の変数には、1 つの値のみを割り当てることができます。
    • 例: myvar=value1myvar は変数の名前です。
    • 例: my-list-var = value1,value2,value3
    • タスクを実行する前に、テキスト ファイルが変数マネージャーで指定されていることを確認します。
    • リスト型変数の場合は、変数に対してカンマ区切り値を定義することができます。
    • 変数名では、大文字と小文字が区別されません。
    たとえば、さまざまな <variable>=<value> ペアを含むテキスト ファイルがあるとします。
    Age=12,13,16,21
    Games=Football,Soccer,Rugby
    username=my-username
    Removed the password field.
注: ファイルからの読み込み機能を使用してテキスト ファイルから値を取得する場合、そのテキスト ファイルが次のフォルダーにある限り、異なるユーザーであっても、またファイルパスが無効であっても、関連する Bot は正常に実行されます。

Automation Anywhere Files\Automation Anywhere\My Docs

現在、user1 がログインしており、variable.txt テキスト ファイルを次の場所に保存したとします。

C:\Users\user1\Documents\Automation Anywhere Files\Automation Anywhere\My Docs\VarFile\variable.txt

その後、user2 がログインして Bot を実行すると、user2 に固有の次のファイルパスが存在しなくても、variable.txt から値を正常に取得することができます。

C:\Users\user2\Documents\Automation Anywhere Files\Automation Anywhere\My Docs\VarFile\variable.txt

Automation Anywhere Enterprise では、テキスト ファイルが Automation Anywhere Files\Automation Anywhere\My Docs にある限り、テキスト ファイルへのアクセス パスが作成されます。

Excel ファイルからの読み取り

配列型変数を作成し、その値を Excel ファイルから読み取るように指定すると、次のようにデータを読み取ることができます。

  • すべての行
  • すべての列
  • [開始] フィールドと [終了] フィールドを使用して指定するセル範囲

データベースからの読み取り

データベース ファイルから値を読み取るには、接続文字列と SELECT クエリを指定する必要があります。

注: データベースからの変数の読み取りは、配列型変数にのみ適用されます。