システム変数 - ループ

ループシステム変数は Loop コマンドを補完する機能を持ち、定義されたループの範囲内で使用することができます。ループ変数のほとんどは、ループの外で使用した場合には値を持ちません。

下表に示す変数オプションを使って、Loop コマンドを管理することができます。

ループ関連変数の表示画像

例 1:

ループ開始 " D:\My Desktop\JAVA フォルダー内の各ファイル"

コメント: ループするコマンドを入力してください。ループ内の各ファイル名を指定するには、$filename$.$extension$ 変数を使用します。

End Loop

ループ開始 "セッションの Internet Explorer テーブル内の各行: デフォルト"

コメント: ループするコマンドを入力してください。テーブル内の各行を指定するには、$TableColumn$ 変数を使用します。

End Loop

例 2:

  1. コメント: -------------------------------------- XML セッション開始 -------------------------------
  2. XML : Start XML Session using
    existing file "D:\My Desktop\XML Files\Bookstore -
    1.xml"Session:Session1
  3. コメント: ------- 複数のノードを取得、Xpath Xpression を Book [1]、つまり初回の出現のみに設定 -------
  4. XML XPath 式 "//book[1]/author" から複数ノードのテキスト値を取得。セッション:Session1
  5. コメント: -------------- "XML Dataset 内の各ノード" をループ処理 -----------------------
  6. ループ開始 "XML Dataset セッション内の各ノード: セッション1"
  7. コメント: --------- "XML データ ノード (ノード名)" システム変数を使用してノードの値をメッセージ ボックスに ---------
  8. メッセージ ボックス "$XML Data Node(author)$"
  9. End Loop
  10. コメント: ------------ 複数のノードを取得、Xpath Xpression を "Lang"、つまりすべての出現のみに設定 -------
  11. XML 複数ノード属性名 "lang" を XPath 式 "//book/title "から取得。セッション:Session1
  12. コメント: -------------- "XML Dataset 内の各ノード" をループ処理 -----------------------
  13. ループ開始 "XML Dataset セッション内の各ノード: セッション1"
  14. コメント: --------- "XML データ ノード (ノード名)" システム変数を使用してノードの値をメッセージ ボックスに ---------
  15. メッセージ ボックス "$XML データ ノード(lang)$"
  16. End Loop