E メール設定の構成

[E メール設定] オプションを使用すると、Bot のステータスに関する E メール通知の送信に使用される送信メール サーバーの構成を指定できます。

Version 11.3.5OAuth 認証を使用して Exchange Web Services (EWS) としてサーバー タイプを選択した場合、[テナント ID] および [Client ID] フィールドは必須ですが、基本認証では省略できるため、インターフェースにはこれらのフィールドがオプションとして表示されます。推奨されるプラクティスは、セキュリティを強化するために OAuth 認証を使用することです。

OAuth 認証用のオンライン EWS の構成

提供した構成は、次の処理で使用されます。
  • [E メールを送信] コマンド
  • [エラー処理] コマンドで [E メールを送信] が選択されている場合、システムにエラーが発生すると E メール通知が送信されます。
  • タスクまたはレポートのステータスに関する E メール通知が送信されます。

手順

E メール通知を有効にするには、まず E メール設定を構成します。

  1. [ツール] > [オプション] の順に移動します。
    [オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. E メール設定 をクリックします。
    注: ワークベンチの [プロパティ] タブで利用できる [通知] タブから、[E メール設定] にアクセスすることもできます。
  3. 送信メール サーバーを指定するオプションを選択します。
    • SMTP
    • EWS
  4. E メール サーバーの詳細を指定します。
    1. SMTP サーバーの場合は、次の詳細を指定します。
      • ホスト: E メール サーバーのホスト名。
      • ポート: E メール サーバーに接続するために使用するポート。
      • マイ サーバーに安全な接続 (SSL) を使用: E メール アカウントが安全な接続を使用する場合は、このオプションを選択します。
      • サーバーには認証が必要です: メール サーバーが認証を必要とする場合は、このオプションを選択して、ユーザー名パスワードを入力します。
    2. Version 11.3.4 EWS サーバーの場合は、次の詳細を指定します。
      • ドメイン名: EWS サーバーのドメイン名。
      • ユーザー名: ユーザー名 E メール サーバーに接続するために使用するポート。
      • パスワード: パスワード E メール サーバーに接続するために使用するポート。
      • Version 11.3.5クライアント IDテナント ID: Microsoft Azure ポータルにアプリケーションを登録したときに生成されたユニークなクライアント ID とテナント ID を入力します。これらのフィールドは OAuth に必須です。
      • Exchange のバージョン: リストからオプションを選択して、使用する EWS サーバーのバージョンを指定します。
      • Exchange URL: EWS サーバーの URL を指定します。

        [フェッチ]オプションをクリックすると、[ユーザー名]フィールドおよび[パスワード]フィールドに提供した値に基づいて、[Exchange URL] フィールドに入力することができます。

  5. E メールの文末に Go Green メッセージを記載する場合は、[本 E メールの文末に Go Green メッセージを記載] オプションを選択します。
  6. [E メール通知] をクリックして、通知の内容を設定します。
    送信者および受信者の E メール アドレスと、通知する 1 つ以上の E メール アドレスを入力します。E メールの件名と本文も入力します。
    ヒント: 変数 <taskname>/<logicname> を使用して、タスク Bot/MetaBot のロジック名を必ず含めるようにします。