Automation Anywhere に ABBYY を設定する

Automation Anywhere では、画像をキャプチャするための ABBYY OCR エンジン特有の設定をサポートしています。

注: Enterprise クライアントバージョン 11.3.2 を使用している場合は、FineReader 12 がデフォルトで Enterprise クライアント バージョン 11.3.2 にインストールされるため、別途インストールする必要はありません。
Automation Anywhere に ABBYY を設定するには、次の手順を実行します。

手順

  1. マシンに ABBYY FineReader エンジン 11 をインストールします。
  2. ライセンス キーを使用して、ABBYY License Manager を介して ABBYY をアクティブ化します。
  3. C:\Program Files (x86)\Automation Anywhere\Enterprise\Client\plugins\commands\ocr\ABBYY から app.config ファイルを変更します。
    1. 次のタグで ABBYY ライセンス キーを指定します。
      add key="LicenseKey" value="YOUR ABBYY LICENSE KEY"/
    2. 次のタグで ABBYY FineReader をインストールした場所を指定します。
      add key ="EnginePath" value="LOCATION WHERE FINEREADER IS INSTALLED"/
    3. 次のタグで ABBYY パラメーター ファイルの場所を指定します。
      add key ="ProfilePath" value="LOCATION OF THE ABBYY_Parameters.ini FILE"/
    4. ABBY バージョン 11 を Enterprise クライアント バージョン 11.3.2 とともに使用する場合は、次のパラメーターを指定します。
      add key ="FREVersion11" value="true"
Version 11.3.2FineReader 12 を使用している場合:
  • 次のタグで ABBYY パラメーター ファイルの場所を指定します。

    add key ="ProfilePath" value="LOCATION OF THE ABBYY_Parameters.ini FILE"/

  • C:\Program Files (x86)\Automation Anywhere\Enterprise\Client\plugins\commands\ocr\ABBYY フォルダーの変更および書き込み権限があることを確認します。
ABBYY OCR エンジンでは、対応するデフォルト値と共に定義済みのパラメーター セットが使用されます。抽出したテキストの値を最適化するには、ABBY_Parameters.ini ファイルのパラメーター値を変更します。このファイルで使用可能なパラメーターのコメントを外すか、ABBYY でサポートされている新しいパラメーターとその値を追加できます。このファイルに加えた変更はすべて、Automation Anywhere で OCR が使用されているすべてのインスタンスに反映されます。