ループ コマンド

このコマンドを使用して一連のコマンドを繰り返します。

ループ開始
ループを開始します。次のオプションを選択できます。
  • Times: 何度もループします。
  • List: リストをループします。
  • Condition: 既存の条件に基づいてアクションを実行します。

    または、条件が満たされるまで待機時間を追加できます。

  • Each Row in an Excel Dataset: Excel コマンドの「複数のセルを取得」操作と併用します。Excel から一定範囲のセルを取得すると、その範囲内の行と列がシステム変数 「$Excel Column$」 に保存されます。
  • Each Row in an Internet Explorer Table: Web レコーダー コマンドの「テーブル抽出」操作と併用します。Web レコーダーのテーブル抽出コマンドを使用してテーブルを抽出すると、テーブルの行と列はシステム変数 $Table Column$ に保存されます。
  • Each Row in an SQL Query Dataset: データベース コマンドと併用します。データベース SQL クエリ コマンドを使用して SQL クエリを実行すると、一連の結果はシステム変数 「$Dataset Column$」に保存されます。
  • Each File in a Folder: フォルダー内のすべてのファイルに対してアクションを実行する場合に使用します。
    次のシステム変数を使用して、ファイルおよびフォルダーに関する情報を取得できます。
    • $FileName$ - この変数を使用して、ファイル名を取得します。
    • $Extension$ - この変数を使用して、ファイルの拡張子を取得します。
    • $CurrentDirectory$ - この変数を使用して、ファイルが保存されているフォルダーのパスを取得します。
    これらのシステム変数は、ループ コマンド外で使用するといずれも空の値を返します。
    注: 返されるファイル名の順序は保証されません。
  • Each File in a Folder: 1 つ以上のフォルダーに対してアクションを実行する場合に使用します。ループ内でフォルダー名にアクセスするには、システム変数 「$FolderName$」を使用します。
  • Each Row in a CSV/Text File: CSV ファイルまたはテキスト ファイル内の各行をループ処理する場合に使用します。
  • Each Email Message on Server: メール サーバー上にある各メッセージに対してアクションを実行する場合に使用します。これを使用して、件名、メッセージ、宛先、Cc、添付ファイルなどのメールの属性を保存できます。
  • Each Node in an XML Dataset: 複数のノードから値を取得するように設定されている XML データの各ノードをループ処理する場合に使用します。
ループ停止

ループが停止します。「ループ開始」コマンドと「ループ停止」コマンドの間にあるアクションが、選択したループのタイプに基づいて繰り返されます。

「ループ開始」コマンドを挿入すると、必ず「ループ停止」コマンドも挿入されます。誤って 「ループ停止」を削除した場合は、新たに挿入することができます。

ループ終了

このコマンドは、特定のアクションまたは条件が発生したときにループから離脱するために使用します。「ループ終了」コマンドを配置できるのは、「ループ開始」コマンドと「ループ停止」コマンドの間に限られます。

続行

このコマンドは、特定のアクションまたは条件が発生したときに、ループを継続して次も繰り返し実行するために使用します。「ループ続行」コマンドに到達すると、そこから「ループ停止」までのコマンドはスキップされて、ループが繰り返し実行されます。